プランナー独立してフリーランスのウエディングプランナーになったけれど、他のプランナーとの差別化ができない
このようなお悩みを抱えていませんか?
独立したばかりの頃は、目の前の仕事に向き合うことに精一杯です。
案件が増えてくると、「私にしか出来ないことは何だろう?」と考え始める方も多いのではないでしょうか。
私自身も、異業種から未経験でウエディング業界に挑戦をしました。
「未経験の私を選んでもらうためにはどうすればいいのか」と悩んだこともあります。
私は、これまで二級建築士として約7年半近く、店舗デザインの設計を中心に携わってきました。
その経験を活かし、「空間デザイン」「伝わる提案」を意識して自分の強みにしてきました。
その後、フリープランナーとしての経験や、オーストラリアで見たウエディングの「分業制」をきっかけに、現在はフリープランナーの空間デザインと提案書をサポートしています。
この記事では、独立後の差別化に悩むウエディングプランナーさんに向けて、自分の強みを提案力につなげる方法と、専門家と分業するという働き方について、私自身の経験を交えながらお話しします。
もし同じようなお悩みをお持ちでしたら、ぜひこのまま読み進めてみてくださいね。
- これからフリーランスのウエディングプランナーとして独立を考えている方
- 独立して数年経ったけど、案件獲得や差別化に悩んでいる方
- 自分の強みをどう提案やサービスに活かせばいいかわからない方
- アシスタントや外部パートナーを探している方(一人で悩んでいる方)
フリーランスのウエディングプランナーが独立後に直面する3つの壁


フリーランスとして独立をすると、会社員時代には見えなかった壁に直面する方が多く、私自身もその一人でした。
集客から契約、当日の運営、そしてアフターフォローまで、全ての工程をご自身で担う必要があるからです。
業界コラムでも、フリーランスとして成功するには、経験を積み重ねる必要があると言われています。
さまざまな方面からの信頼づくりも欠かせません。
実際の調査データや同業種のインタービュー記事をもとに、独立後に多くの方がぶつかる主な壁は、次の3つになります。
- 集客の難しさ
- 孤独感とチームパートナーの難しさ
- 差別化の難しさ
それぞれ、どのようなシチュエーションで直面するのか、詳しく見ていきましょう。
集客の難しさ|人脈に頼るフリープランナーは約7割
独立後、多くの人が直面する1つめの壁が集客の難しさです。
業務委託などで式場に属さない個人のフリープランナーの場合、SNSやホームページなどで集客は欠かせません。
なぜなら、発信力がなければ簡単に埋もれてしまうからです。
最初から大きな広告費をかけられない分、認知や信頼を積み上げていくことが大切です。
一方で、継続する大変さ、成果が出るまでに時間がかかるなどの難しさも挙げられます。
例えば、2025年にフリーランス協会が発表した「フリーランス白書2025」の調査によると、フリーランス全体の仕事獲得経路は7割が「人脈(知人の紹介含む)」、6割が「過去・現在の取引先」と回答しています。
また、最も収入が得られる仕事獲得経路も、1位が「人脈」で35.6%という結果でした。
つまり独立後の集客は、自分の力だけでコントロールしきれない「人とのつながり」に大きく左右されます。
これは、ウエディングプランナーという職種に限らず、フリーランス全体に共通する悩みだと言えるのかもしれません。
孤独感とチームパートナーの難しさ
独立後、多くの人が直面する2つめの壁が孤独感を感じやすくなります。
会社員の頃は、同じチームメンバーで結婚式をつくりあげることが出来ました。
しかし、フリープランナーの場合は、パートナー探しから様々な意識決定まで、すべて一人で行うためです。
例えば、私の場合は未経験からのスタートで、比較対象がありませんが、今でも孤独感は感じることもあります。
結婚式によってメンバーが変わるため、その都度カメラマンやヘアメイク、協力いただけそうな方々への連携などの関係構築に苦労しました。
新郎新婦様のご希望イメージによって、お願いするクリエイターも変わります。
その世界観をつくるために、どの方々にお願いすればおふたりのご希望に近づかせられるか、考えてご依頼するのも、基本的には一人です。
完全に一人で独立をして活動をするフリープランナーさんであるほど、ほとんどを一人で決めていくため、多くの方が直面しやすいのです。
差別化の難しさ|価格競争に巻き込まれるリスク
最後の3つめの壁が、他のフリープランナーとの差別化の難しさです。
独立後の多くのフリープランナーは、まず案件を獲得するために、「安価」で「柔軟な対応力」を打ち出してしまいます。
しかし、これこそが他のフリープランナーとの価格競争に巻き込まれてしまう原因なのです。
例えば、ブライダル業界のフリーランス向けにセミナーや勉強会を運営する「Share Unity」でも、この点を指摘しています。
安売りすれば下代を減らすか、利益を減らすしかなくなるので、同じ利益を確保するために、より件数を回さなければいけなくなります。そうなれば、提携業者や現場のプランナーの負担はさらに増えます。
参照:ブライダル業界のこれから先の未来はどうなるの?|Share Unity
つまり、価格や対応の速さで選ばれると、より良い条件のプランナーが現れれば、そちらに流れてしまう可能性もあります。
「〇〇さんだからお願いしたい」と思ってもらえる差別化ができるかどうかが、長く活動を続けられるためのキーポイントです。
なぜ、独立後は「自分の強み」を打ち出すことが重要なのか


長く活動を続けるには、自分にしかできない専門性や独自のスタイルの明確化を具現化することが大切です。
低価格や柔軟さを打ち出しても、同じようなサービスを提供するプランナーが増えれば、いずれ価格競争に巻き込まれてしまう可能性があるからです。
私自身も、フリーランスのウエディングプランナーになったばかりの頃は、目の前の結婚式に向き合うことに精一杯でした。
そのため、自分の強みや武器を十分に活かしきれなかったと思っています。
当時の私の収入源のほとんども、冒頭でお伝えした「人脈=紹介」でした。
紹介には大きなメリットがありますが、紹介が途切れれば、自分で仕事を生み出す力が必要になります。
だからこそ、独立後は早い段階から自分の強みを言語化しましょう。
自分は何が得意で、どんな価値を提供できるのかを言語化することで、長く続けるための土台にもなります。
ここからは、私が自分の強みについて考えるようになったきっかけを、実体験をもとにお話しします。
提案書がきっかけで見えた「自分の強み」
私が提案書づくりが強みであることに気づいたのは、ある体験からでした。
ウエディング業界でも別の業種でも、お客様や関係者への提案書を作成した時に、複数の方から同じような言葉をかけていただいたからです。
その言葉が次のような2つの言葉です。
- 「イメージしやすい」という言葉
- 「わかりやすい」という言葉
これまで図面作成や提案書の作成は数多く経験してきましたが、正直、自分の得意分野だとは思っていませんでした。
これまで働いてきた業界には、デザインが得意な先輩や、センスに長けた方々が多くいたからです。
自分の中では普通であり、もっと得意な人がいることも知っていました。
しかし、業界を変えたことで、他の人から見ると、これが私の強みだったと気づいたのです。
「当たり前」だと思っていた自分の強みを言語化した
私の見方を変えてくれたのは、結婚式の現場で出会った、あるフリープランナーさんからの一言でした。
「こういう形にする作業が苦手な方もいるから、図面やスケッチで形にできるのは強みだと思うよ」と言われたからです。
振り返ると、プランナーで担当したお客様のご提案書や関係者に配布する資料を、どうやったらイメージしやすいのかを考えるのが癖でした。
これは、私が設計事務所やデザイン事務所で働いていた頃から、自然と身についていたことだったのです。
改めて、私はこうした提案書をまとめる作業そのものが好きだったことに気づいたのです。
得意なことに気づけたのは、業界を変えなければわからなかったことかもしれません。
こうした自分の強みを見つけにくい方は、今まで褒められたことや好きなことを書き出してみるのも一つでしょう。
自分の強みを、独立して数年経ったウエディングプランナーの「提案力」へ


自分の強みが少しずつ見えてきたことで、次に「この強みを、誰かの役に立てることができないか」ということを考え始めました。
特に、独立して数年が経ったフリーランスのウエディングプランナーさんが抱える悩みについて考えるようになったのです。
独立したばかりの頃は、目の前のお客様の結婚式をつくり上げることに精一杯です。
少しずつ慣れてきて、仕事の流れが出来てくると、今度は「自分らしい提案」「他のプランナーとは違う価値を提供したい」と考え始める方もいるのではないでしょうか。
しかし、フリープランナーの業務は多岐にわたるため、時間が限られている現実もあります。
- 頭の中にはイメージがあるけれど、それを図面やスケッチにする時間がないし技術的に難しい
- 新郎新婦にもっとわかりやすく伝えたいけれど、提案書ばかりに時間をかけてられない
- 自分の考えている世界観を、もっと魅力的に見せたい
このような想いを抱えている方も恐らく少なくないと思います。
だからこそ、すべてを一人で抱えるのではなく、自分の得意なことに集中し、専門的な部分は得意な人に任せるという働き方があってもいいのではないかと考えるようになりました。
「提案書をつくる」は単なる事務作業ではない
提案書をつくることは、単なる事務作業ではありません。
新郎新婦様からお伺いした想いや、引き出したイメージを考えて、形にしていく必要があるからです。
「どうすれば相手にイメージしやすく、わかりやすく伝えられるのか」を整理して提案書を作ることも大切です。
例えば、言葉だけでは伝わりにくい空間のイメージを、図面やスケッチ、素材、写真などを組み合わせて視覚化します。
このようにすることで、新郎新婦様だけではなく、関係者もイメージしやすくなります。
わかりやすい提案書をつくることは、打ち合わせ用の記録だけではありません。
当日の結婚式の世界観を共有し、同じイメージを持って、結婚式をつくりあげることが出来る大切なツールです。
そして、私の今の主な仕事は、オンラインのインテリアコーディネーターです。
オンラインだからこそ、伝わりやすい提案書づくりを大切にしています。
私がこれまで培ってきた空間デザインや提案書づくりの経験を活かしてサポートしたいと思い、このサービスを始めました。
海外で見た、分業制という働き方のヒント


私は、フリープランナーとして2年ほど経験をした後、ワーキングホリデーのビザを使って半年間オーストラリアに滞在し、現地のウエディング事情を見てきました。
そこで印象に残ったのが、それぞれの専門家が役割を分担する「分業」という仕事のスタイルです。
日本では、フリープランナーに結婚式を依頼する場合、新郎新婦からプランナーに依頼をしますよね。
そこから、プランナーがフォトグラファー、フローリスト、会場のセットアップ、配膳関係などの各ベンダーと調整を行うケースが多いと思います。
しかし、私が実際に見てきた結婚式では、新郎新婦様が各ベンダーに直接依頼をするスタイルを多く見かけました。
もちろん、日本とオーストラリアでは結婚式の文化や仕組みが異なるため、そのまま日本に取り入れられるわけではありません。
しかし、“ 一人のプランナーがすべてを抱えなくてもいい” という考え方は、フリーランスとして働く上で、一つのヒントになると感じました。
オーストラリアで見た、新郎新婦様と各ベンダーの関係
オーストラリアで見た結婚式の中で、特に参考になったのが、新郎新婦様と各ベンダーが直接やりとりを行うスタイルでした。
例えば、日本でいうブライダルフェアのようなイベントに参加してきた時のことです。
ここでは、これから結婚式を挙げるカップルと、さまざまな専門分野のベンダーが集まっていました。
プランニングをするプランナー、結婚式の会場をセットアップする空間デザイナー、照明デザイナー、テーブルコーディネートするデザイナー、フローリスト、ペーパーアイテムなどのデザイナー、パティシエなど、細かく専門分野が分かれていました。
新郎新婦様は、それぞれから話を聞き、自分たちのイメージに合うベンダーを選び、直接依頼をしていきます。
一人のプランナーが全ての分野を抱えるのではなく、それぞれの専門職のベンダーが責任をもってその仕事を全うする光景は、「こういう働き方もあるんだ」と強く印象に残りました。
小規模ウエディングでも、各ベンダーがそれぞれの役割を担う働き方
もう一つ印象に残っているのが、小規模なビーチウエディングを見学したときのことです。
日本で結婚式を行う場合、新郎新婦様よりも先に関係者が会場に集まり、準備を進めておふたりをお迎えするのが一般的だと思います。
しかし、そのビーチウエディングでは、一番早く到着していたのが新郎新婦のおふたりでした。
セレブラント、フォトグラファー、会場をセットアップするベンダーなど、それぞれの専門家たちが自分の担当する仕事を行い、仕事が終わると帰っていきます。
その光景を見て、それぞれが必要な役割を担いながら、一つの結婚式をつくる働き方の違いに驚きました。
日本とオーストラリアの文化や仕組みの違いもあるため、どちらが優れているという話ではありません。
私自身は、結婚式当日は何が起こるかわからないため、最後まで現場に寄り添う日本のプランナーのスタイルには、お客様にとって大きな安心感があると思っています。
だからこそ、「分業」という考え方の一部分を、フリープランナーの働き方に取り入れられないかと考えるようになったのです。



私が見てきた結婚式は、2022年の小規模ウエディングです。全ての海外ウエディングにあてはまるわけではありません。
フリープランナーにも「分業」という選択肢を
フリープランナーだから全て仕事を一人で抱える必要はないと思います。
ヒアリング力、プランニングは、プランナーしか出来ないとても大切な仕事で、時間もかかります。
その仕事に集中するための選択肢として、他の専門性の高い部分を信頼できるパートナーに任せることも一つの方法だからです。
例えば、フリープランナーの仕事には、お打合せ、プランニング、会場とのやりとり、各関係者との調整、見積もり、契約など多岐にわたります。
その中には、「提案書の作成」も含まれます。
これらをすべて一人で行おうとすると、時間がかかるだけではありません。
本来もっと時間をかけたい、結婚式全体のプランニングに使える時間も限られてしまいます。
だからこそ、得意なことは自分で行い、専門的な部分はその分野を得意とするパートナーに任せる選択肢を取り入れることで、提案の幅を広げることもできるのではないでしょうか。
私がオーストラリアで見た分業制は、日本のウエディング業界にそのまま取り入れるものではありません。
しかし、このような考え方は、独立したフリーランスのウエディングプランナーにとって、一つの選択肢になると考えています。
ここからは、どのような部分を任せられるのかご紹介させていただきます。
フリープランナーの「提案力」を支えるサポート
「プランニング」と、「空間・提案資料づくり」を分けて考えることで、提案の質はさらに高められると考えています。
私自身がフリープランナーを経験し、一人で担う大変さを実感したからです。
さらに結婚式では、新郎新婦様が空間デザインにこだわる方々も多く、専門的な知識やスキルが必要な場面もあります。
例えば、住宅メーカーでは、営業、設計士、インテリアコーディネーターなど、それぞれの専門分野によって役割が分かれています。
一方でフリープランナーは、プランニングから空間のコーディネート、提案書の作成まで担うことも少なくありません。
- もっと提案に時間をかけたい
- もっと提案書をわかりやすく、綺麗にまとめたい
- こういったアイディアが出てきたけど、どうやったらおふたりのイメージに近づけるか、プラスαのご提案が出来ないか
私自身がこのような想いを、プランナーをしている時に抱えていました。
しかし、日々の業務に追われてしまい、限られた時間の中で対応するので精一杯でした。
だからこそ、フリープランナーさんの頭の中にあるアイディアや世界観をサポートしたい。
これまで培ってきた空間デザインや提案書づくりの経験を活かし、伝わりやすく、具現化するサポートがしたい。
このような想いから、この後ご紹介するサポートができました。
フリーランスのウエディングプランナーのための空間デザインと提案書のサポート


すべてを一人で抱えるのではなく、専門性の高い部分を外部に任せることも、提案力を高める一つの方法です。
TOWARD(トワード)は、私自身がフリープランナーとして経験した葛藤や悩みをきっかけに立ち上げたサービスです。
主に以下の2つのサービスをご用意しています。
- ウエディング空間デザイン フルプランニング
- ウエディング提案書 ライティングサポート
「空間デザインまで一人で考える時間がない」「提案書をもっとわかりやすく、魅力的にしたい」など、それぞれの状況に合わせてご利用いただけます。
それでは一つずつご紹介させていただきます。
ウエディング空間デザイン フルプランニング
フリーランスのウエディングプランナーさんと一緒につくる伴走型のサポートです。
イメージとしては音響さん、フォトグラファーさん、フローリストさんなどと同列の考え方をイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。
ヒアリングから同席させていただき、新郎新婦様のご要望、プランナーさんのイメージをお伺いした後、コンセプト設計からデザイン図、配置図やレイアウト図などの提案書を作成いたします。
内容が確定をしたら、具体的なアイテム選定、業者手配・調整までを行い、当日までをサポートいたします。
現在、海外在住のため、オンラインでのご対応となりますので予めご了承くださいませ。
詳しくは、ホームページでもご紹介をさせていただいておりますのでご覧ください。
ウエディング提案書 ライティングサポート
「まずは提案書だけ、試しにお願いしてみたい」という方のプランです。
提案書を代行することで他のプランナー業務に集中出来たり、資料のクオリティーも上がります。
そのまま新郎新婦様へのご提案資料としてお使いいただけるようにいたします。
お打ち合わせは基本的には行わず、専用のヒアリングシートにご記入いただく形で提案書をまとめます。
構成案から提案書の文章までを作成し、簡易的な配置図・レイアウト図を加えることで、新郎新婦様へ伝わりやすい提案書に仕上げます。
忙しいフリープランナーさんでも、ご利用しやすいプランです。
詳しくは、ホームページでもご紹介をさせていただいておりますのでご覧ください。
まとめ
フリーランスのウエディングプランナーとして独立すると、これまで見えてこなかった現実に直面します。
それが、集客の難しさ・孤独感とチームパートナーの難しさ・差別化です。
その中で長く選ばれ続けるためには、安さや柔軟性だけでなく、自分にしかできない差別化が欠かせません。
海外の分業制のように、得意な部分は専門家に任せることで、プランナーさん自身が本来の強みであるお客様とのコミュニケーションに集中できます。
提案書づくりに苦手意識がある方、まずは一部分だけでもお試ししたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
自分の強みを活かしながら、無理なく続けられる働き方を一緒にしていきましょう。




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